\ 少しだけ、試してみませんか? /
アメブロ記事削除依頼の完全ガイド:手順・必要書類・成功のポイントまで専門家が解説

「このアメブロ記事、どうしても消したい…」「誹謗中傷されて困っている…」そんな経験をされたことはありませんか?
アメブロ(アメーバブログ)は国内最大級のブログサービスとして6,500万人を超えるユーザーを抱えており、その影響力の大きさから誹謗中傷や個人情報の無断掲載などのトラブルも後を絶ちません。
アメブロには、ガイドラインに違反する記事に対して削除依頼を出す仕組みが用意されていますが、削除依頼を出したからといって必ずしも消えるわけではありません。
本記事では、アメブロのアクセスアップやランキングアップの専門家として数多くの案件を手がけてきた経験をもとに、効果的な削除依頼の方法から成功率を上げるポイント、削除されなかった場合の対処法まで、実践的なノウハウを詳しく解説します。
アメブロ記事の削除依頼とは?
アメブロ(Amebaブログ)は、サイバーエージェント社が運営する日本最大級のブログサービスです。
利用規約とガイドラインに基づいて管理されており、利用者の投稿が他者の権利を侵害する場合、被害を受けた側が削除依頼を提出することで、運営に削除判断を求めることができます。
削除依頼システムの種類
アメブロでは、以下の3つの削除依頼システムが用意されています:
1. 通報機能(簡易版)
- 記事下部の「通報」ボタンから報告
- 誰でも利用可能
- 比較的軽微な違反に対応
2. 権利者向け窓口
- 権利侵害を受けた当事者が利用
- より詳細な情報提供が可能
- 対応が早い傾向(1週間以内)
3. 削除請求(送信防止措置の申出)
- プロバイダ責任制限法に基づく正式手続き
- 書類での申請が必須
- 最も効力が強い方法
削除依頼の対象となる内容は以下のようなものです:
- 誹謗中傷や名誉毀損
- プライバシー侵害(住所・氏名・写真など)
- 著作権・肖像権の侵害
- 違法・反社会的な内容
運営側は依頼を受けて、投稿内容がガイドラインに違反しているかどうかを判断します。
削除依頼ができる具体的なケース

削除依頼の対象となる記事は、明確な権利侵害が確認できるものに限られます。
アメブロの利用規約第13条の禁止事項に基づく具体的なケースを紹介します。
1. 誹謗中傷・名誉毀損に該当する内容
削除対象となる例:
- 「○○会社は従業員をこき使うブラック企業だ」
- 「○○部長は仕事ができなさすぎて使えない」
- 「バカ」「最低」「詐欺師」などの人格を否定する表現
ポイント: 具体的な根拠なく個人や企業を中傷する記述は削除される可能性が高い
2. プライバシー侵害
削除対象となる例:
- 本名・住所・勤務先・顔写真など、本人の同意がない個人情報の掲載
- 私生活の詳細を無断で暴露
- 不倫や借金などプライベートな情報の拡散
ポイント: 「本人の承諾のない個人情報の送信等」は明確な禁止事項
3. 著作権・肖像権侵害
削除対象となる例:
- 他人が撮影した写真や文章、YouTubeのスクリーンショットを無断転載
- 企業ロゴを無断使用
- 有名人の写真を本人に無断で掲載
ポイント: 許可なく他人の創作物を使用する行為
4. 差別的な表現
削除対象となる例:
- 「○○大学出身の人間は、性格が悪い人たちしかいない」
- 「○○教を信仰している人たちはアホばっかり」
- 出身地、学歴、宗教、身体的特徴などによる差別的な書き込み
ポイント: 特定のグループを一括りにした侮辱的な表現は禁止
削除されにくいケースとその理由
一方で、以下のようなケースは削除が困難な場合があります:
- 客観的に見て意見の範囲とされるもの
- 特定個人が断定できない表現
- 社会通念上の批判に該当するもの
- 事実に基づいた批判や意見表明
- 公共の利害に関わる情報の報告
たとえば「最近のママ起業家って非常識な人が多い」というような表現は、一般的意見として処理されやすく、削除されないケースも多いのが実情です。
アメブロ公式の削除依頼方法【段階別解説】

アメブロの記事削除を求める場合、以下の3段階のアプローチを段階的に進めることで、より効果的な結果を得られます。
第1段階:投稿者への直接依頼
まずは穏便な解決を図るため、投稿者に直接削除を依頼することから始めます。
手順:
- アメブロに無料会員登録を行う
- 該当記事のコメント欄またはメッセージ機能を利用
- 冷静で具体的な削除依頼文を送信
効果的な依頼文の例:
お疲れ様です。○○と申します。
○月○日の記事について、『○○会社は違法な労働環境で従業員をこき使っている』という記述がございますが、弊社ではそのような事実は確認されておりません。
風評被害を避けるため、該当部分の削除をお願いいたします。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
注意点:
- 感情的にならず、事実ベースで伝える
- 相手が反発しないよう丁寧な文面を心がける
- 証拠として依頼内容をスクリーンショットで保存
第2段階:アメブロ公式の通報・削除依頼
投稿者への直接依頼で解決しない場合は、アメブロの公式システムを利用します。

通報機能の使い方
手順:
- 問題の記事を開く
- 記事下部にある「通報」ボタンをクリック
- 理由を選び、詳細を入力して送信

権利者向け窓口の活用
より詳細な削除依頼が可能な「権利者向け窓口」も用意されています。

必要事項の記入:
- 氏名(企業の場合は担当者名と企業名)
- 連絡先メールアドレス
- 侵害されているページのURL
- 侵害内容の具体的な説明
- 侵害されている権利の種類
通報時に重要なポイント:
- 証拠の提示:スクリーンショットやURLを併記
- 具体的な被害内容の記載:損害の程度を数値で示す
- 法的根拠の明示:どの法律に違反するかを明確に
対応期間の目安: 権利者向け窓口への報告後、通常1週間以内に何らかの対応がなされます。
第3段階:削除請求(送信防止措置の申出)
前段階で解決しない場合は、プロバイダ責任制限法に基づく正式な法的手続きを行います。
必要書類一覧
共通書類:
- 侵害情報の通知書兼送信防止措置依頼書
- 押印と同じ印影の3ヶ月以内の印鑑登録証明書
個人の場合:
- 本人確認書類(住民票、パスポート、運転免許証、保険証等)の写し
法人の場合:
- 発行3ヵ月以内の代表者の資格証明書(登記謄本など)
代理人申立の場合:
- 委任状の写し
送付先住所
〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
株式会社サイバーエージェント
Amebaカスタマーサービス
手続きの流れ
- 書類審査(1-2週間)
- 不備がある場合は補完依頼
- 発信者への意見照会(7日間)
- 最終判断・削除実行
削除依頼の成功率を上げる5つのポイント
アメブロの削除依頼を成功させるためには、戦略的なアプローチが重要です。
1. 確実な証拠保全
スクリーンショットの撮影方法:
- URLバーを含む全画面キャプチャ
- 日時が表示される設定での保存
- 複数の日時での記録(継続的な掲載の証明)
魚拓サービスの活用:
- WebArchiveやarchive.todayなどの外部サービス
- 第三者による客観的な証拠として有効
- 削除後の証拠保全にも活用可能
証拠として保存すべき情報:
- 投稿内容の全文
- 投稿日時
- 投稿者のプロフィール情報
- コメント欄の内容
- アクセス数やシェア数
2. 法的根拠の明確化
適用法律の特定:
- 名誉毀損:刑法第230条、民法第709条
- プライバシー侵害:人格権侵害
- 著作権侵害:著作権法第119条
被害の具体化:
- 売上減少の数値データ
- 精神的苦痛の程度と診断書
- 社会的信用の失墜状況の記録
- 第三者からの問い合わせ状況
3. 適切な文章作成のコツ
効果的な削除依頼文の要素:
- 事実を客観的に記述
- 感情的な表現を避ける
- 法的根拠を明確に示す
- 具体的な被害状況を記載
- 相手方の立場も考慮した丁寧な文面
避けるべき表現:
- 脅迫的な文言(「法的措置を取る」など)
- 過度に感情的な内容
- 曖昧で具体性に欠ける記述
- 相手を挑発するような表現
4. タイミングの重要性
迅速な対応の必要性:
- 拡散前の早期対応が効果的
- 時間経過により削除が困難になる場合
- 証拠保全のタイムリミット
最適な申請タイミング:
- 平日の業務時間内
- 年末年始や長期休暇を避ける
- 関連する法的手続きとの調整
5. 専門家活用のメリット
弁護士への相談が有効なケース:
- 高額な損害が発生している場合
- 継続的な嫌がらせを受けている場合
- 刑事事件に発展する可能性がある場合
削除依頼が通らなかったときの対処法

通報しても記事が削除されなかった場合、以下のような対応が考えられます。
1. 弁護士への相談・法的手続き
削除仮処分申立:
- 裁判所による強制的な削除命令
- 迅速性がある(2-3ヶ月程度)
- 弁護士への依頼が一般的
損害賠償請求:
- 投稿者の特定が必要
- 発信者情報開示請求の実施
- 慰謝料や営業損害の回復
刑事告訴:
- 名誉毀損罪や侮辱罪での告訴
- 威力業務妨害での告訴
- 脅迫罪での告訴
2. 検索エンジンからの削除申請
Google検索結果削除申請:
- 忘れられる権利に基づく削除要請
- 個人のプライバシー保護が主目的
- 日本では限定的な運用
Yahoo!検索結果削除申請:
- Googleとは異なる基準で判断
- 同時申請により効果を高める
3. SEO対策による相対的な影響力軽減
削除が困難な場合は、ポジティブな情報で検索結果を埋めることも有効です。
逆SEO対策の具体的方法:
- 公式サイトの検索順位向上
- ポジティブなブログ記事の大量作成
- SNSでの積極的な情報発信
- 口コミサイトでの高評価獲得
- プレスリリースの配信
アクセスを集めて対抗するという選択肢
実は、ネガティブな記事に悩んでいる方の中には、自分のブログの影響力を高めて信頼を勝ち取るという方法を選ぶ方もいます。
アメブロのアクセスやランキングを高めることで、相手よりも上位表示され、検索結果でも優位に立てるのです。
これは特に以下のような場合に有効です:
- 削除依頼が通らなかった場合
- 相手が複数のアカウントで攻撃してくる場合
- 業界内での信頼回復が必要な場合
- 長期的なブランディング戦略を考えている場合
私たちが提供しているアメブロランキングブーストでは、そうしたアクセスアップ&ランキング向上をサポートしています。
もし現在、アクセスが伸びずに悩んでいるようでしたら、お客様の声や実績紹介もぜひ参考にしてみてくださいね。
アメブロプロの視点から|削除に頼らない対応戦略
私自身、長年アメブロの世界に関わってきて思うのは「消すことだけが正解ではない」という点です。
ガイドラインの隙間を縫って攻撃してくる人や、消しても別のアカウントで再投稿するような相手もいます。
そうしたときこそ、自分自身の発信力・信用力・影響力を高めて、「信じてもらえる存在になる」ことのほうが、根本的な解決につながります。
信頼構築のための戦略
1. 透明性の確保
- 運営者情報の明確な記載
- 実名・顔出しでの活動
- 連絡先の明示
2. 専門性の発揮
- 資格や経歴の公開
- 業界での実績の紹介
- 継続的な学習姿勢の表明
3. 社会貢献活動
- チャリティ活動への参加
- 業界の発展への貢献
- 後進の指導・育成
4. コミュニティとの関係構築
- 読者との長期的な関係性
- 業界関係者からの推薦
- メディア露出の増加
ランキングや読者数を育てていく中で、「見てもらえる安心感」「守られている実感」が生まれてくるのです。
この根本的な信頼関係こそが、一時的な誹謗中傷を乗り越える最大の武器となります。
トラブル予防のためにできること
削除依頼を出す前に、以下のような対策をしておくことで、被害を最小限に抑えることができます:
事前の準備
- 定期的な自社名・自分の名前でのエゴサーチ
- Google アラートの設定
- 競合他社の動向監視
- 業界内の情報収集
初期対応
- 証拠のスクリーンショット保存
- 関係者への状況共有
- 冷静な判断による対応方針の決定
- 相手を煽らず冷静に対応
継続的な対策
- ポジティブな情報の継続発信
- ブロックやアクセス制限の活用
- 第三者機関への相談(SNS運営や弁護士)
- 長期的なブランディング戦略の実行
よくある質問(Q&A)

Q: 削除依頼から実際に削除されるまでどの程度時間がかかりますか?
A: 削除依頼の方法によって異なります:
- 通報機能:1-2週間程度
- 権利者向け窓口:1週間以内
- 送信防止措置の申出:2-3週間程度
- 法的手続き:2-6ヶ月程度
ただし、案件の複雑さや運営の審査状況により変動する場合があります。
Q: 削除依頼に費用はかかりますか?
A: アメブロへの削除依頼自体は無料です。ただし、以下の費用が発生する場合があります:
- 書類取得費用(印鑑証明書:300円程度)
- 弁護士費用(相談料:5,000円~、着手金:10万円~)
- 裁判費用(仮処分申立:数十万円)
Q: 匿名でも削除依頼は可能ですか?
A: 方法によって異なります:
- 利用規約違反報告:匿名でも可能
- 権利者向け窓口:本人確認が必要
- 送信防止措置の申出:厳格な本人確認が必要
Q: 削除依頼の成功率はどの程度ですか?
A: 明確な権利侵害がある場合の成功率は以下の通りです:
- 権利者向け窓口:60-70%程度
- 送信防止措置の申出:80-90%程度
- 法的手続き:90%以上
ただし、ケースバイケースで大きく変動します。
Q: 一度削除された記事が再投稿された場合はどうすればよいですか?
A: 以下の対応が考えられます:
- 再度の削除依頼(より迅速に対応される傾向)
- アカウントの利用停止要求
- 法的手続きの検討
- IPアドレスのブロック要求
まとめ

アメブロ記事の削除依頼は、適切な手順と戦略があれば高い確率で成功させることができます。
重要なのは、段階的なアプローチ、確実な証拠保全、法的根拠の明確化です。
今回のチェックポイント:
✅ ガイドライン違反に該当するか? → 利用規約第13条の禁止事項を詳細に確認
✅ 客観的証拠を残しているか? → スクリーンショット、魚拓サービス、日時記録の保存
✅ 段階的なアプローチを取っているか? → 投稿者への直接依頼 → 公式窓口 → 法的手続き
✅ 弁護士相談が必要か? → 高額損害、継続的嫌がらせ、刑事事件の可能性
✅ 自分のメディア力で対抗できる余地は? → アクセスアップ、ランキング向上、信頼構築
特に、権利者向け窓口での報告と送信防止措置の申出は効果が高く、多くのケースで削除が実現しています。
ただし、時間の経過とともに対応が困難になるため、被害を発見したら迅速な行動を取ることが重要です。
削除依頼が困難な場合でも、検索エンジンからの削除申請や逆SEO対策など、被害を軽減する方法は複数存在します。
また、「消すことだけが正解ではない」という視点も重要で、自身の発信力と信頼性を高めることで、根本的な解決を図ることも可能です。
一人で悩まず、必要に応じて専門家のサポートを活用しながら、冷静に、着実に、そして上手に対処していきましょう。どうしても困ったときは、私たちのようなプロのサポートもうまく活用してくださいね。